お子さんがいる中での引っ越しで気になることの一つが学校についてだと思います。今回は不動産エージェントをしていてよく聞かれる
- コロラド州の学校のシステムって?
- いい学区、いい学校はどのようにして探すの?
- 学校を探す際の注意事項は?
というポイントについてまとめていきたいと思います。
それぞれの学校が始まる年齢
cut off datesとは、日本でいう4月1日で学年を分ける日付になります。アメリカの学校はみなさんご存知の通り9月始まりですが、いつの誕生日前後がどちらの学年の振り分けになるかはこのcut off datesによって変わります。コロラドの多くの学区ではKindergartenは10月1日、義務教育は8月1日となっています。
こちらがそれぞれの学校が始まる年齢です。
Preschool | 3歳から |
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Kindergarten | 5歳から/ 6歳の誕生日までに学校教育スタート |
Middle School | 11〜12歳から |
High School | 13〜14歳から |
School District / 学区
School Districtは学区のことです。普通だったら「住んでる場所によって行ける学校が決まっている」と思う人が多いと思いますが、コロラドにはThe Public Schools of Choice lawという法律があり、住んでいる場所によって決まっている学区の外にある学校に行くこともできます。
学区一覧
コロラドの学区一覧はこちらからみることができます。
こちらのサイトで特定の学区を選択すると、このようにその学区の人気の学校、生徒の人種分布や先生に対する生徒数、その学区の教育費予算など様々な内容をみることができます。
州内の人気学区ランキング
こちらのサイトではコロラド州内の学区ランキングを見ることができます。総合のランキングだけではなく多様性、教師にとってのいい学校、運動にフォーカスする生徒にとってのいい学校などの項目別で見ることもできます。
デンバー近郊エリアではCherry creek school districtとLittleton school districtがトップ10に入っていますね!
学校のスコアの調べ方
ランキングではなくそれぞれの学校について調べたいということきにはこちらのサイトがおすすめです。特定の町や住所を記入することでその地域にある学校とそれぞれ学校のスコアが10段階評価で見ることができます。
学校を探すときのポイント
お子さんのいるご家族がコロラドに引っ越してくるとき、州内での引っ越しを考えているときにやはりみなさん学区のことを懸念事項にしています。せっかく引っ越すなら将来のことも見据えて近くにいい学校の選択肢がある場所がいいですよね。
上にあげたようなサイトを使っていい学区や学校を調べるのももちろんおすすめするのですが、もう一つおすすめするのが「いくつか目星をつけて実際に学校に行ってみること」です。特に「将来を見据えて」ではなく、現実的に今いるお子さんたちの学校となってくると、実際に行ってみて雰囲気や子供と学校の相性をみるのはとっても大切だと思います。
スコアが高いからといって必ずお子さんにピッタリの学校であるというわけではないです。お子さんそれぞれに合う合わないは正直行って見ないとわからない部分もあると思います。学校は大抵の場合事前に連絡して行けば校内を案内してくれるので、スコアだけで判断せずに迷ったら一回行ってみるのをお勧めします。
もしお子さんがいるご家庭、これから子供も考えて将来を見据えた引っ越しを検討中の方、学区のこともしっかり優先順位高く考慮しながら新しい家を買いたいという方はぜひ気軽にお問い合わせからご連絡ください!