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犯罪率の調べ方

暮らす上で無視できないのがその街の犯罪率だと思います。今回は街の犯罪率の調べ方、また住む上でその犯罪率についてどう考えるべきかまとめていきたいと思います。

家を探す上での犯罪率との向き合い方

犯罪率の調べ方について解説する前に、そもそも犯罪率や治安の数字とどう向き合うべきかについてお話をさせてください。

まずみなさんにお伝えしたいのは以下のポイントです

  1. 犯罪率の数字だけでその地域を語ることはできない
  2. 人口が多かったりエリアが大きいほどそれに比例して犯罪率の数字自体は大きくなる

それぞれについてお話しします。

犯罪率の数字だけでその地域を語ることはできない

デンバーエリアを中心に不動産エージェントをしていてよく聞かれるのが治安に関する質問です。確かにネットで調べれば犯罪率や治安への問題などが調べれば調べるほど出てきます。そしてそれが出てくるのは大抵が街単位。

ただ、これは当たり前かもしれませんが、犯罪率が高いからといってそのまちが住むのに適していないということは言い切れません。もちろん中には治安が心配なエリアもありますが、そうでない閑静な住宅街もある場所がほとんどです。

なので、引っ越したい地域があり、その場所の犯罪率や治安などが気になる場合は

  • 担当の不動産エージェントに聞いてみる
  • 実際にその街を自分で運転して雰囲気を見てみる

のがおすすめです。

街の大きさや人口の大きさに犯罪率は比例する

こちらも当たり前のことかもしれませんが、街の面積自体が多ければ多いほど、そして人口が多い都市部であるほど犯罪率は自然と大きくなりがちです。東京の新宿と私の出身の栃木の田舎を比べても、どちらの方が犯罪が多そうかイメージするだけでもわかると思います。

なので、繰り返しになりますが犯罪率はあくまで目安の数字であり、それだけで済む場所を決めたり諦める要因にはしないでほしいです。担当の不動産エージェントはそんなみなさんの不安を払拭するお手伝いをする役割でもあるので、不安があればぜひ聞いて見ましょう。

犯罪率の調べ方

それでは早速本題の、犯罪率の調べ方についていくつか紹介していきたいと思います。

犯罪率について調べられるサイトをいくつか紹介します。画像をタッチするとそれぞれのサイトに飛びます。

Neighborhood Scout

こちらのサイトのCrimeという箇所から犯罪率を見ることができます。色分けされているので地域ごとの犯罪率が見やすいです。また犯罪率だけではなく不動産市場の動向などを見ることもできます。

LexisNexis

こちらのサイトではエリアごとの犯罪率ではなく細かくどんな場所でどんな種類の犯罪が起きているかを見ることができます。色付きの点でそれぞれをクリックし、車に関する事故、セクハラに関する事件、泥棒や窃盗など様々な種類の犯罪を見ることができます。

CrimeGrade.org

こちらのサイトも色で犯罪率がわかりやすくまとめられています。全体的な犯罪率、住宅関連、暴力関連、それ以外にも薬物関連や誘拐などそれぞれのカテゴリーごとに見ることができます。

sex offenderの調べ方

アメリカでは性犯罪を犯したことがある人の顔、名前、現在住んでいる場所を調べることができます。自分の住んでいる場所の住所を記入し、範囲を指定することでどこに誰が住んでいるのかを調べることができます。

こちらも調べ始めたらキリがないものでもありますが、危機管理として調べられるということだけでも知っておくといいかなと思います。

犯罪率、どこまで気にする?

犯罪率はあくまで数字、そして日本でもアメリカでも、いつでもどこでも犯罪は起こります。犯罪率の低いエリアや閑静な住宅街でも起こる時は起きるのが犯罪です。

私が住んでいるのはLakewoodという地域で、実際に住んでいて治安の良さが気に入っているポイントの一つでもあるのですが、上で紹介したサイトで自分の近所を調べてみるとやはり犯罪は起きています。

なのでぜひ数字や結果だけに惑わされず、参考程度に考えていただけたら幸いです。

もし新しいお家探しの際に治安などが気になる、なんてことがありましたら問い合わせからぜひ気軽にご連絡ください。

ABOUT ME
みき マクドナルド
コロラド州で不動産エージェントをしています。居住用、商用、投資用物件の売買のお手伝いはお任せください!こちらのサイトではコロラドでの生活、子育て、家探しに役立つ情報を発信しています。